2026年10月27日更新:行政書士の報酬の目安を、日本行政書士会連合会の最新の統計(2026年1月実施)に置き換えました。KIKADIYの各プランの内容を料金ページに合わせて訂正し、2026年4月から証明書の必要年数が増えた点を追記しています。
申請手数料はかかりません
帰化許可申請に手数料はかかりません(法務省 帰化許可申請の手続案内)。費用が発生するのは、証明書の取得、本国書類の取得と翻訳、写真、交通費、専門家に依頼する場合の報酬です。
2026年4月から証明書の通数が増えました
2026年4月から、税金と社会保険料の納付状況を確認する期間が延びました(法務省 2026年3月27日 法務大臣会見)。東京法務局の案内(2026年9月4日更新)では、住民税の課税証明書と納税証明書がそれぞれ直近5年分、社会保険料の納付証明が直近2年分です。配偶者や生計を同じくする家族の分も求められます(東京法務局 必要書類の案内)。
以前は直近1年分だったため(日本経済新聞 2026年3月27日)、証明書の発行手数料はその分だけ増えます。1通あたりの手数料は市区町村ごとに違うため、請求先の案内で確認してください。どの年度を何通取るかは「帰化申請の税金・年金の証明書は何年分?2026年4月からの「住民税5年・社会保険料2年」を整理」で整理しています。
行政書士に依頼する場合
報酬は事務所ごとに違います。日本行政書士会連合会が2026年1月に実施した報酬額統計調査の結果は次のとおりです。金額は消費税を含み、証明書代などの実費は含みません(日本行政書士会連合会 報酬額統計)。
| 業務 | 回答数 | 平均 | 最小〜最大 |
|---|---|---|---|
| 帰化許可申請(被雇用者) | 63件 | 187,587円 | 60,000〜550,000円 |
| 帰化許可申請(個人事業主・法人役員) | 52件 | 259,096円 | 110,000〜880,000円 |
| 帰化許可申請(簡易帰化) | 22件 | 178,364円 | 50,000〜275,000円 |
行政書士は書類の作成や相談への対応ができます。なお、申請は本人(15歳未満は法定代理人)が法務局に出向いて行う決まりで、依頼しても変わりません(法務省)。家族の人数、本国書類の量、翻訳の有無で料金が変わるため、見積もりで内訳を確認してください。
自分で準備する場合
報酬はかかりませんが、証明書の取得、本国書類の取得と翻訳、申請書類の作成をすべて自分で進めることになります。翻訳は正確にできる方であれば申請者本人でもかまわず、翻訳者の住所・氏名と翻訳日を書き添えます(東京法務局)。
管轄の法務局の相談は予約制で、書類の確認や書き方の説明を受けられます(東京法務局 帰化相談の案内)。
どの方法でもかかる費用
- 住民票、課税・納税証明書、社会保険料の納付証明などの発行手数料
- 本国書類の取得費用と、外国語の書類の翻訳(一部だけの翻訳は認められません)
- 申請書に貼る写真(東京法務局の案内では2枚を含め全書類2部)
- 法務局への交通費(相談、受付、面接で複数回)
KIKADIYを使う場合
KIKADIYは帰化申請書類の作成を手伝うオンラインツールで、料金は申請者1人ごとです。証明書の取得や翻訳、法務局での相談はご自身で行う必要があります。行政書士や法務局の相談の代わりにはならず、許可を約束するものでもありません。2026年10月27日時点の料金ページでは、返金はなく、上位プランへのアップグレードのみ可能です。
| プラン | 料金(1人) | 作成できる主な書類 |
|---|---|---|
| Free | 0円 | 帰化許可申請書、親族の概要、宣誓書(PDF出力) |
| Basic | 6,980円 | Freeの内容+履歴書、生計の概要 |
| Pro | 9,980円 | Basicの内容+付近の略図、事業の概要、在勤及び給与証明書 |
| Max | 13,800円 | Proの内容+動機書のAI作成、申述書、出入国記録の開示請求書 |
出典
- 法務省:帰化許可申請(手続案内)
- 東京法務局:帰化許可申請書に添付する書類(その他の国籍・地域の方、2026年9月4日更新)
- 日本経済新聞:外国人の日本国籍取得、審査厳しく(2026年3月27日)
- 日本行政書士会連合会:令和7年度報酬額統計調査の結果(2026年1月実施)
- KIKADIY:料金プラン
情報確認日:2026年10月27日。
この記事は公開情報を整理したもので、個別の許可の見込みを判断するものではありません。必要な書類や扱いは申請先の法務局によって異なることがあるため、管轄の法務局で確認してください。